【読書】幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない(著:ラス・ハリス)
(19/05/05 1、2章を追記しました)
こんにちは、あつきです。
今日からタイトルの本を1章ずつまとめていこうと思います。
もともとこのブログ、アウトプット用に始めたものでしたが(初ブログ)
ほとんどアウトプットしていません笑
GW中に、ふと頑張ろうかなと思った次第です。
現在、自分はマインドフルネスやセルフコンパッションなどを勉強中で
心理療法ACTにも興味を持ちました。
1冊目として、ラスハリスさんの本を選びました。
幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない: マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門 (単行本)
- 作者: ラスハリス,岩下慶一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/12/17
- メディア: 単行本
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それではスタート!
0章(まえがき)
ACT(アクト)とは、Acceptance and Commitment Therapyの略。
米国の心理学者により開発されたもので、
うつなどに大きな効果を発揮することが確認されている。
今のところは、アクセプタンス(=受容)が幸福に役立つよーくらいで捉えています。
幸福になりたい!とは言うけれど・・・
現代人の不幸に関する統計データがたくさん出ている。
例えば、
毎年、成人人口の約30%が精神疾患と診断されている。
うつ病は、2020年に、世界で2番目の病気になると言われている。
毎週10人に1人がうつ病になり、生涯で5人に1人がうつになる。
このデータを見ると、めっちゃ多くの人が心の病になっていることがわかります。
うつ病は、けっこう身近な病気だなーと。
幸福になるのが難しい理由
人類の歴史を見ると、長い期間、危険に満ちた世界で狩猟生活を送ってきた。
危険に満ちた世界で生き残るために、2つの能力が必要だった。
① 危険を予知し避ける能力
② 集団に所属する能力(→自分と他人を比較する能力)
②に関してはなるほどなーと思いました。
気がついたら、他人の目を気にしたり
自分と他人を比較してしまうのは、
集団から外れてはいけないと本能から来ているものだと。
まとめると
人類は、生き残るために2つの能力を発達させてきた。
しかし、現代では、その2つの能力が不幸にしてるんじゃない?
というところですかね。
1章、2章
心(思考や感情)が人類を優位にした。
心のおかけで、将来を計画し、問題を分析し、知識を共有できるようになった。
人間と他の動物の違いって、知能ですもんね。
人類が地球上で生き残るために、進化させてきたのがこの部分ですね。
しかし、思考や感情はコントロールできない
思考や感情がコントロールできるのであれば、ずっと幸福でいられるはず。
心理学の世界では、長くポジティブなことを考えましょうね(ポジティブ心理学)が推奨されていましたが、それはそもそも不可能だよと言っています。
コントロールしようとするから、もっと悪い結果になっている?
不快な思考や感情を追い払おうとする努力(コントロール戦略)が、
人生を余計に悪くしている。
コントロール戦略=不快な思考や感情を追い払おうとする努力は2つの欠点がある。
①追い払った思考や感情は、すぐに戻ってくる。そのため、自分は愚かで弱いと感じてしまう。
②短期的に不快な感情や思考を避けることは、長期的な生活の質を下げる。
例えば、今日は仕事で嫌なことがありました。
ストレス発散のためにやけ食い(コントロール戦略)をします。
①やけ食いをしても、根本的な原因の解決とはなっていないため、時間が経つとまた問題に直面することに。(すごーい、心当たりあるある笑)
②このようなことを繰り返すと、体重は増えるし、病気にもなったりします。
生活のあらゆる場面でこういうことに思い当たる場面がたくさんあります…。
今日はここまで。
このまとめ方でいいのかな?笑
試行錯誤しながら適宜やり方を変えつつ進めていきます。
では