【読書】セルフ・コンパッション(著:クリスティーン・ネフ)

最近、セルフコンパッションが足りないな

ということで

まとめてみようと思います。

 

セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる

セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる

 

 ネフ博士が書いた本です。

この本を知ったきっかけも例のごとく

DaiGoさんのニコ生です。

というわけで、きちんと科学的根拠に基づく本です。

 

これは2018年に読んだ本の中でも

1番の学びを得た本です。

 

セルフコンパッションをおススメしたい人は

僕のような

ネガティブな人

自己肯定感を付けたい人

自信をつけたい人

です。

 

セルフコンパッションとは、

自分に対して慈悲な心をもつこと

簡単に言うと「自分に優しくしようね」ということです。

セルフコンパッションの効果としては、

ストレスが減る

幸福になれる

人間関係が良好になる

などたくさんのことが挙げられています。

ここでは効果ではなく、具体的にどうすればいいかをまとめます。

 

先ず、感情を悪くするものは…

① 他者への優越感を感じること

② 自己批判すること

です。嫌な感情を抱いているときは、だいたいこの二つをしています。

これは、人類が生き残るために必要であったシステムのようなもの。

これらの感情や思考は、私たち自身が選択したものではなく

勝手に浮かんでくるものである。

だから、私たちは悪くないし、責める必要もない。

とネフ先生は言っています。

 

それではどうすればいいか?

ネフ先生は、セルフコンパッションはこの3つだと言っています。

① マインドフルネスであること(自分の感情に気づくこと、認識すること)

② 人間の共通性を意識すること(「人間は皆、不完全であること」を意識し、他者とのつながりを感じること)

③ セルフコンパッションをすること(自分に対してやさしさをもつこと)

 当初は、他者への優越感を感じていること、自己批判していることすら気づきませんでした。

何度も何度も意識してるうちに

「あ、いま自己批判してる」と気づくようになります。

 

気づけるようになったら、下のマントラを心の中で呟いてみてください。

今は負の感情が暴れている。(マインドフルネス)

どんな人にも、悩み、苦しみがある。僕だけじゃない。(人間の共通性)

僕ならきっと大丈夫。大丈夫だよ。(セルフコンパッション)

 これは自分用に直したもの。

本を読んでみて、自分なりのマントラを作ってみてください。

 

 

追記

自信に関して深く掘り下げると

愛着障害や両親の影響というものが必ず出てきてます。

そのことに関しても本書では触れているのでぜひ読んでみてください。